会社を辞めてガチでマラソンに挑戦するブログ。

2017年の目標は恥骨結合炎からの復活。また走れる日を夢見て、今はトレーニングをお休みしています。

2016 チャレンジ富士五湖 118km完走記 ~ プロローグ

118㎞を走ろうと思った理由

今年で7回目の参加となるチャレンジ富士五湖。

初参加の2010年は72㎞(今でいうところの3 Lakes)を走ったが、それ以降はずっと100㎞の部(同4 Lakes)に参加して来た。

今年何故118㎞を走ることになったかと言うと、私の生誕50周年記念を祝うため

 

織田信長が好んだとされる幸若舞「敦盛」に出てくる「人間五十年」という言い回しにある通り、信長の時代であれば、人間はせいぜい50年ぐらいまでしか生きられなかった。

であれば、人生の節目となる50歳の時に、これまでとは違うことにチャレンジしてみようと考えたのだ。

 

・・・と書けば、聞こえが良いが、実は、昨秋、ランニング仲間が集まった飲み会で、酔った勢いで、「50歳記念で、来年の富士五湖は118㎞に出る!」と宣言してしまったのが、そもそものきっかけ。

その時点で、会社を辞めることを心に決めていたため、退職後は練習する時間が劇的に増えるだろうから、きっと完走出来るだろう、という計算もあった。

そして、前年の富士五湖で118㎞を走っただんなは、私の付き合いで、今年もまた118㎞を走ることになった。

 

昨年の大会での私の暴言

 レース2日前の夕食は、自宅でパエリアを食べた。

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 ↓を使って、家事能力ゼロに近い私でも、ホットプレートを使って簡単にパエリアが作ることが出来た。

 

 

大量のパエリア(3~4人前)で、だんなとカーボローディング。

ワインが飲みたくなったが、レース前なので、グッと我慢。

 

パエリアを食べながら、だんなとの会話は昨年の富士五湖の話に。

 

昨年の富士五湖では、比較的良好な天候に助けられ、途中ひとつのトイレ(山中湖のセブンイレブン)で25分間待ちしたにも関わらず、私は100㎞のコースベスト、11時間54分08秒で完走することが出来た。

一方、118㎞の部に出ただんなは、80㎞まではいいペースで飛ばしたものの、それ以降心がポキッと折れてしまったとかで、残り30㎞近くを延々と歩いたそうだ。

これまでは、だんなの方が私よりも先にフィニッシュするケースがほとんどだったが、昨年の大会に限っては、私がだんなのフィニッシュを待つことになった。

 

Runnetでだんなの通過タイムをチェックしながら、「何故、こんなに時間がかかってるんだろう?怪我でもしたのだろうか?」と心配になった。

そして、いつまで経っても姿を現さないだんなに対して、次第にイライラして来た。

 結局、だんなが競技場に姿を現したのは、私がフィニッシュしてから2時間近く経ってからのことだった。

 

だんな曰く。

 

あの時の第一声が、「遅い!」だもんな。

こっちは、時間内にフィニッシュしようとして、一生懸命歩いて来たのにさ。

ゴールして最初の一言が、「お疲れ様」でも、「良かったね」でもなく、遅い!」だなんて、全くひどいよ。

俺だったら、○○ちゃん(=私)が無事ゴール出来たら、どんなに時間がかかっても、遅い!」なんて言わないよ。

 

だんなが言ったことは本当で、ようやくゴールに辿り着いただんなに私がかけた最初の一言は、「遅い!」だった。

それは、なかなかだんなが競技場に現れず、心配だった気持ちの裏返しでもあるのだけど、しかし、やはり、だんなが言った通り、「ひどい」一言だったに違いない。

 

そう言えば、2013年、冷たい雨が降りしきる中開催されたこの大会で、だんなは競技場の前で寒い中ずっと私を待っていてくれたんだっけ。

そして、私がゴール出来たことを、一緒に喜んでくれた。

 

それなのに、私は・・・

だんなに対して、何とひどいことを言ってしまったのだろう。

「ごめんなさい」と、だんなに素直に謝った。

 

~続く~

 

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