70点の体調を上乗せ補てんするもの
昨夜、ラン友さんからメールを頂いた。
昨夜は9時台に寝てしまったので、メールに気付いたのは今朝だった。
メールを下さった方は、私にとって、マラソンの師匠と言っても過言ではない方だ。
20年ぐらい前に、ジムのスタジオで、同じインストラクターのレッスンを受けていたことが縁で付き合いが始まり、以降私が結婚して引っ越してからも、ずっと年賀状のやり取りが続いていた。
だんなが40歳になった記念にマラソンにトライすることを決めた2003年の秋、既にマラソンを始められていたその方に真っ先に相談した。
今、我々夫婦がずっとマラソンを続けているのは、その方のおかげであると思っている。
また、我々夫婦がウルトラマラソンを始めたのも、その方の影響が大きい。
メールには、サロマに向けてのアドバイスが書かれていた。
一部を下記に紹介したい。
サロマのスタートラインに100点満点のコンディションで立つのは難しいのかもしれませんが、もし70点の体調なら当日「70点満点」を目指す走りが出来れば、完走は見えてくると思います。
自己ベストではなく、「とにかく完走」が目標なら、体調不十分の何割かは「過去の参加経験値」が補ってくるはずです。
大会40日ちょっと前に脚を5針縫う大怪我をしたのだから、客観的には、100㎞もの距離を完走するのは難しいと思われるだろう。
しかし、私には、これまでサロマを6回走った経験がある。
本番では、この「経験値」が活きる場面もきっとあるだろうと思う。
「経験値」に加え、「サロマに対する情熱」も、きっと力になってくれるはずだ。
70点の体調でも、「経験値」と「情熱」を足せば、ひょっとしたら10点ぐらいは上乗せ出来るかもしれない。
精神的に苦しい時に、いいアドバイスを頂けて、本当にありがたい。
7回目のサロマの完走を夢見て、今は、焦らず養生しようと思う。
私にメールを下さった方は、もう何年もの間、ご家族の介護のため、自由に使える時間が制約される生活を送られている。
にもかかわらず、先月のチャレンジ富士五湖では118㎞では14時間を切るタイムで完走された。
練習する時間がないのに、118㎞もの距離を完走されたのは、その方の過去16回にも及ぶ富士五湖の参加経験値も確かに大きいと思う。
が、それだけではないのではないか?
経験値に加え、「精神力の強さ」がその方をゴールまで導いたのだろうと思う。
私も、諦めずに、気持ちを強く持って、100㎞先のゴールを目指したい。
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