越後湯沢秋桜ハーフマラソン2016 ~ プロローグ
レースから3週間近く経過してしまい、記憶もかなり曖昧になってしまっているが、レースレポートを書いてみようと思う。
尚、このレースの後に倒れ、新潟県内の病院に入院していただんなは、明日、退院することになった。
本格的な社会復帰にはもう少し時間がかかる見込みだが、退院出来ることにひとまず安堵している。
「越後湯沢秋桜ハーフマラソン」に参加するのは、今回で3回目。
アップダウンが厳しく、ハーフマラソンでありながら、走りごたえ満点のレースだ。
特に、1㎞から7㎞ぐらいまでの上りは、「過酷」の一言に尽きる。
このレースに私が初めて参加したのは、2005年9月。
走り始めてまだ9ヶ月ちょっとの時、まだフルマラソンを走る前の時のことだ。
その時のタイムが、1時間43分45秒(グロス)。
5㎞ごとのラップを見ると、最初の5㎞まではスタート時の混雑もあり24分台だったが、以降20㎞まで、全て23分20秒台でまとめている。
レースの日は、雨が強く降り、気象コンディションは必ずしも良くなかったと記憶している。
そんな状況下で、5㎞を23分台で走ったことに、我ながら驚かされる。
今の私は、5㎞タイムトライアルでも、そのペースで走ることは出来ない。
2回目は、2010年9月。
その年11月の大田原マラソンで、フルの自己ベスト(3時間36分44秒)を出したので、ランナーとして一番脂が乗っていた頃と言ってよいかもしれない。
その時のタイムが、1時間45分58秒(グロス)。
当時の練習記録を見ると、「5年前、土砂降りの中のこの大会の記録に遅れること2分強。自分なりに頑張っているのだけど、病気発覚前の自分の背中は遠い気がする。」と書いてある。
言葉の端々に、走り始めて間もない自分に負けた悔しさがにじみ出ている。
当時は、速く走れなかった理由を、乳がん治療のせいにしていたが、今になって見ると、理由はそれだけではなかったような気がする。
その理由とは、ズバリ「加齢」だ。
仕事を辞めた今は時間的余裕があるため、走り始めた頃より、また、フルで自己ベストを記録した頃よりも、練習量は劇的に増えている。
それでも、過去の自分に追いつけないと思うことが、ままある。
もう50歳なのだ。
認めたくはないが、加齢による影響は、相当にあると思う。
今回のレースでは、練習量で加齢にどれだけ立ち向かうことが出来ているのか、確かめてみたいと思った。
なので、目標タイムは、2010年の大会で出した1時間45分台を目指そうと思った。
~続く
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