MRIとホノルルマラソン
恥骨結合炎の経過観察のため、昨日、西早稲田にある整形外科を訪れ、MRI検査を受けた。
ここの病院でMRIを受けるのは初めて。
昨日は、下はレギンスパンツ、上はヒートテックのハイネックにセーターの重ね着といういでたちで、金属が使われた衣類を身に着けていなかったため、着替えなしで検査を受けることになった。
MRIを受けるのに、ヒートテックは大丈夫なのだっけ?と思ったが、多少暖かくなる感じはあったものの、問題はなかった。
MRIの後は、診察。
院長先生と一緒にモニターを見ながら、先月六本木のクリニックで撮ったMRIと、撮ったばかりのMRIの画像を比較した。
先月の画像では恥骨結合部が真っ白だったのが、撮ったばかりの画像だと少し黒い部分が増えて、灰色になっている。
まだ回復したとは言えない状態ではあるものの、3週間走らなかったことで、改善が見られた。
確かに、今現在、恥骨の右側の痛みは、全く気にならなくなっている。
今気になっているのは、むしろ、右側のハムストリングスの痛みだ。
前回の診察でも先生には相談したが、六本木で撮ったMRIでも、昨日撮ったMRIでも、右ハムストリングスには特段異常は見られない。
先生によると、「坐骨神経痛かもしれない」とのことだった。
恥骨の痛みをかばって走ったのが、原因ではないか?と。
右ハムストリングスの痛みについては、先週、整体に行った際も、「梨状筋の緊張による坐骨神経痛なのでは?」と言われたので、やはりそうなのか・・・と言ったところ。
先生には、ハムストリングスについても、恥骨同様、安静にするしか治療法はないと言われた。
「本来であれば、3ヶ月とか、6ヶ月とか、長期間休んでから、リハビリを始めるのがいいのだけどね」と。
12月11日のホノルルマラソンについて先生に意見を求めたところ、逆に「走りたいんですよね?」と訊かれてしまった。
「今日もホノルルをどうしても走りたい人が来て、注射したよ」と、ユーモア交じりに話をしてくれた。
9月末に脳の延髄梗塞(ワレンべルグ症候群)を発症しただんなの復活レースとなるホノルルマラソン。
だんなの経過はすこぶるよく、先月末の人間ドックも回復を自信づける結果だった。
しかし、長い42.195kmの間に、何が起こるかわからない。
出来れば、だんなと一緒に走りたいと思う。
そして、だんなも、今の私の状況が心配だから、一緒に走りたい、と。
これまでだんなと一緒に10回ホノルルマラソンを走ったが、正直言って、純粋に楽しんで走ったことは、初フルとなった1回目以外、一度もない。
いや、ホノルルだけでなく、どのレースでも、常に自分の出来る限りのベストを尽くして走っているので、レース中は苦しいだけで、楽しいと思ったことなどないのだ。
今年のホノルルでは、初めて「楽しむマラソン」を走ろうと思う。
レースで携帯を持って走るなど考えたこともなかったが、今年のホノルルでは初めて携帯を持って走るつもりだ。
コースのあちこちで写真を撮りまくりたい。
ひょっとしたら、これまで10回走っても気付かなかった何かが見えてくるかもしれないし。
フィニッシュするのに、恐らく5~6時間はかかってしまうだろう。
でも、たまには、こういうマラソンがあっても良い。
レース当日は、お天気が良くなればいいな。
先生からは、痛み止めの薬を処方してもらった。
来月、ホノルルマラソン後の状況を確認するために、再びMRIの予約を入れた。
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