ホノルルマラソン2016~後編
だんなと一緒に、キロ7分ぐらいののんびりペースで、スタート。
毎年、スタート時に花火が華々しく打ち上がるが、今年ほど花火を堪能したことはなかったかも。
スタートして5㎞ほど行くと、クリスマスイルミネーションが美しいダウンタウンに入る。
そこで、一旦足を止め、写真撮影。
走り始めてちょうど13年になるが、レース中に写真を撮るなんて初めての経験だった。
その後も、のんびり走り、9㎞地点のワイキキへ。
レース前、序盤で恥骨やおしりに痛みが出たら、ワイキキでリタイヤするつもりでいた。
リタイヤするのだったら、ホテルに近いところでやめた方が楽、というのがその理由。
収容車が巡回する日本のマラソン大会とは違い、ホノルルマラソンはリタイヤしたら、自力でゴール地点まで辿り着かなければならない。
幸い、痛みは出ていなかったので、走り続けることに。
念のため、エイドで給水した際、医師から処方された痛み止めをのんでおいた。
だんなも、すこぶる元気。
例年苦しむダイヤモンドヘッドの上りも、今年はのんびりペースだったせいか、楽々。
ボランティアとハイタッチしながら、楽しく走った。
例年よりも早い段階で日の出を迎え、ハイウェイへ。
例年、対向車線からやってくるトップランナーを見ていたが、今年は、先頭は既にハイウェイを通過した後だった。
25㎞地点でトイレ休憩。
だんなが撮影した私。
スッキリして、足取りも軽く♪
そして、高級住宅街のハワイカイへ。
ホノルルマラソンを走るのは今回で11回目だったが、水辺に立ち並ぶ別荘の眺めの美しさに初めて気付いた。
28㎞地点付近で、記念撮影。
ハイウェイでは、対向車線を走る仲間と声を掛け合った。
ハイウェイを折り返してからも、まだ余裕があった。
しかし・・・
レース1週間前に8㎞ほど走ったのを除いて、1ヶ月間全く走っていなかった私。
35㎞を過ぎてから、さすがにきつくなってきた。
37㎞ぐらい?
だんながカメラマンとして大活躍!
この後、38kmから2㎞ほど、ダイヤモンドヘッドの急な上り坂が続く。
無口になる私。
一方、だんなは余裕しゃくしゃく。
本来であれば、私が病み上がりのだんなを励まさなければいけない立場だろうに、逆に私が励まされる始末。。
坂を上り切った40㎞地点にて、だんな撮影。
疲れ切った、51歳まであと2日のばあさん(笑)。
この後、1㎞弱下ると、ラスト、ゴールまでの長い直線へ。
恥ずかしいけれど、ラスト1㎞はだんなとずっと手をつないで、走った。
レース前は不安で不安で仕方がなかったけれど、ふたり揃って、無事にゴールを目の前にしている。
そして、ふたりでつないだ手を挙げて、ゴール!!
タイムは、4時間56分44秒(ネット)。
例年より約1時間遅かったが、当初の予定通り。
フィニッシュゲートをくぐったところで、記念撮影。
このすぐ横で、競泳元日本代表の松田丈志さんがメディアに囲まれていた。
どうやら、年明けのTBSのホノルルマラソンの特番でランナーとして出演するらしい。
タイム的には、私たちよりも、数分速かったみたいだ。
完走メダル・Tシャツを受け取り、ブースでフィニッシャーグッズを買い物。
その後、カピオラニ公園を後にしようとしたところ、スタートまで一緒にいた大阪から来た女性にバッタリ!
彼女も無事完走出来たと聞いて、とてもうれしかった。
その方とは、その場でLINEの連絡先を交換。
その後も、ホノルル最後の日の朝も、再びバッタリ。
何か不思議な縁を感じた。
彼女とは、また、ホノルルか大阪でお目にかかれそうな気がする。
完走Tシャツとメダル。
メダルの大きさと重さが半端ない。
ここまでメダルを豪華にしてくれなくてもいいから、エントリー料を安くしてくれ!、という声もちらほら。。
今回、初めてタイムを気にせず、楽しむことを主眼に置いてレースを走った。
世界一美しいマラソンコースと言われるホノルルマラソンを堪能出来たと思う。
しかし、35km以降はキツくて、楽しむ余裕はなくて、残念。
一方、だんなは終始余裕があり、最後の最後まで、楽しめたようだ。
復活レースを無事に完走出来て、本当に良かったと思う。
次に復活するのは、故障中の私。
幸い、ホノルルマラソン完走後も、特に症状は悪化していない。
今年いっぱいは引き続き様子見。
年明けから、東京マラソンに向けて、徐々にトレーニングを再開出来ればと思う。
ご訪問ありがとうございました。最後にポチッとお願いします。