会社を辞めてガチでマラソンに挑戦するブログ。

2017年の目標は恥骨結合炎からの復活。また走れる日を夢見て、今はトレーニングをお休みしています。

2016 サロマ湖100㎞ウルトラマラソン完走記 ~ レース編その②

 

10㎞~60㎞

10㎞を過ぎると、湧別の町を離れ、いよいよサロマ湖へ。

  

先導車に引き続き、速いランナーが反対車線からやって来た。

トップランナーのほぼ全員が、ランシャツにランパン。

まるで、別のレースを見るようだ。

 

18㎞地点の三里番屋の折り返しに向かう道で、だんなとすれ違い、お互いに声を掛け合う。

だんなは、例年よりだいぶ遅いように見えた。

自分の体調を考え、自重しているようだ。

かく言う私も、右すね前面の5針縫った傷跡や右股関節痛と言った爆弾を抱えながら、走っていた。

幸い、序盤では、どちらの爆弾も不発だった。

相変わらず雨が降っていたが、例年通り、盛大な太鼓の応援があった。

レースは、まだまだこれから。

 

序盤で2回もトイレに入ってしまったので、タイムロスが気になっていた。

当日は、持参したウェア3パターンの中のうち、「気温が低い日用」のものを着ていたため、ひどく寒いと感じることはなかった。

それなのに、20㎞を過ぎて、再びトイレに行きたくなってしまった。

知らず知らずのうちに、雨で体温を奪われていたのだろうか?

しばらくトイレを我慢して走り、30㎞地点の仮設トイレに入った。

そこで、体の中のものが全部出た感じ。

これで、この先は頻繁にトイレに行かなくても済みそうだと、その時点では思った。

 

33㎞からはサロマ湖に一旦別れを告げ、国道に出る。

歩道が狭くなり、ぐんと走りにくくなる。

前に遅いランナーがいても、なかなか抜くことは出来ない。

また、その辺りから、数キロアップダウンが続く。

上り坂を走りながら、「今日は全くペースが上がらないな」と感じていた。

快調な時の自分と比べて、ピッチが遅いのだ。

トイレで止まったせいなのか、それとも、練習不足のせいなのか。。

その辺りから、右股関節辺りにひっかる感じを覚え、少し不安になった。

40㎞過ぎで、ポーチの中に入れておいた痛み止めの薬を念のためのんでおいた。

 

42.195㎞地点に到達。

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※ 昨年レースの前に撮影した画像

 

ここからフィニッシュまで、あと58㎞弱。

しかし、「え~、まだ58㎞!?」とは思わなかった。

それは、今年4月にチャレンジ富士五湖118㎞を完走した経験があるからだ。

「これが富士五湖だったら、あと75㎞も走らないといけない。それに比べたら、全然マシ。」

そのように考えることにした。

富士五湖の経験がサロマに活きる。

先月ラン友さんから頂いたメールのアドバイスを、改めてありがたく思い出していた。

 

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50㎞の通過タイムは、5時間43分20秒。

当初の作戦通り、5時間半~6時間の間に50㎞関門に到達することが出来た。

 

50㎞から60㎞までは、コースの中で一番厳しいアップダウンが続く。

上り坂途中の54.5㎞地点のレストステーション(ホテルグランディアサロマ湖)で、荷物を受け取り、ポーチの中にゼリー等を補充。

そして、再びトイレに。

仮設トイレの数はかなりの数があるように見えたが、意外に待ち時間が長かった。

 

レストステーションを出ると、上り坂が続く。

そこで、たまたま調子良く走る女性ランナー2人を発見。

その2人に付いて行ったら、坂道をリズム良く上ることが出来た。

ようやくエンジンがかかった感じだ。

55㎞過ぎてようやくエンジンがかかるとは。。

あまりのスロースターターぶりに、我ながら笑ってしまった。

 

心配された右股関節痛は、薬のおかげで全く気にならなくなった。

右すね前面の傷跡は、ロングタイツで隠れているせいもあるが、存在自体をすっかり忘れていた。

タイムはともかく、7回目の完走に向けて順調だった。 

 

~続く~ 

 

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